
こんにちは。
吉本興業が闇営業問題から派生して「専属エージェント契約」を取り入れていくということが発表されました。
極楽とんぼの加藤さんも個人事務所を設立しながらも、専属エージェント契約でこれからも吉本と頑張っていく事になりましたね。
また活動を再開する、ロンブーの田村亮さんも専属エージェント契約で吉本興業と付き合っていくようです!
しかし専属エージェント契約ってどんなものなのか、疑問ですよね。
今回は
- 専属エージェント契約とは?その意味や仕組みは?
- 専属エージェント契約メリッのト・デメリットも分かりやすく解説!
について紹介していきます。
目次
専属エージェント契約とは?その意味や仕組みは?
8月8日に第3者委員会とも言える「経営アドバイザリー委員会」が行われ、話し合われた内容について委員長の川上和久氏が会見を行いました。
会見の内容の記事です。
川上氏は吉本側から「6000人全員について文書での共同確認書、契約のようなものを吉本とタレントさんとお互いに確認書を交わすこと」を提案されたことを明言。委員会としても「異論はなかった」とし、今後、芸人たちは「反社勢力との関係を断絶する」「教育を徹底する」「営業先を適切に徹底する」「守秘義務を守る」「差別、中傷を排除する」「あらゆる権利を尊重してマネジメントを行う」ことなどが明記された共同確認書に署名することで、所属を明らかにする形になる。そのうえで、今まで通りのマネージメント契約として、書面での契約書を交わしていく。報酬の分担を含めて契約交渉の締結なども吉本側が担当するが、契約書でその辺りも明らかにしていくことになるという。
さらに第3の形として、今までになかったタレント個人がマネジメントを行っていくエージェント契約を導入する考えがあることが明らかに。日本の芸能事務所で専属エージェント契約を導入するのは初めて。
情報元:ヤフーニュース
吉本興行の問題となっていた契約について改めるようです。
- 所属芸人全てと書面での契約
- 反社会勢力との関係断絶
- 教育を徹底
- 営業先の適切さに徹底
- あらゆる権利を尊重
今までの問題で指摘された点を全て改善していくようです。
更に新しく発表されたのが「専属エージェント契約を導入する」ということでした。
しかし聞き慣れない言葉だったので、この意味や仕組みについて紹介していきます。
エージェントは英語で、日本語では代理人のことを示します。
つまりはタレント本人から委任されて、代わりに取引や契約などの法律行為をするということです!
アメリカなどでは一般的で、海外ドラマや映画の中で有名人のエージェント役が出てきてますよね。
【マネージメント契約】
今までの契約をマネージメント契約といい、仕事の取得や管理などを全てマネージャーや会社がしてくれてました。
今まで事務所がしていた仕事の大まかな一覧です。
- 仕事の獲得
- 仕事内容の契約交渉
- 報酬の請求・受領
- スケジュール管理・調整
- 広報活動
- マネージメント方針
- 現場への同行
- 著作権の管理
芸人は会社に決められたルールの中で仕事をし、報酬は事務所と決められた割合でわけ合ってたことになります。
吉本興業ではこの割合がおかしいと、若手芸人から声が上がりましたよね!
【専属エージェント契約】
専属エージェント契約は、タレントや芸人さんが会社に所属するのではなくフリーで活動するということに近いです。
事務所はエージェントという立場で
- 仕事の獲得
- 仕事内容の契約交渉
などを行うと思われます。
ギャラはクライアントから直接芸人さんに振り込まれます!
そしてそこから決められた割合を、事務所へ払うということになるようです。
事務所は仕事をとってくるだけで、日程管理など現場でのことはタレント自身、または代理人が行います。
つまり付き人のような人が欲しいのなら、自分で雇わなくてはいけなくなるということです。
専属エージェント契約メリッのト・デメリットも分かりやすく解説!
アメリカで一般的なエージェント制をなぜ日本では取り入れられてないんでしょう。
メリット・デメリットから解説していきます!
メリット
まずは専属エージェント契約のメリットです。
- ギャラが増える
- 仕事の選択が自由になる
- 自分のペースで仕事が出来る
事務所に支払うものが手数料という形になるので、支払う金額が少なくなくなります。
これはかなり嬉しいですよね!
その分マネージャーを雇ったり、スタイリストを別で契約することになったとしてもお釣りが来るほど稼いでいればの話ですが…。
また自分の知り合いから持ちかけられた仕事などは、事務所を通さず仕事ができてギャラが丸々自分に入ってきます。
しかしここは問題になっている反社会背力ではないのか、などのチェックを個人でしっかりしなくてはいけません。
今まで来る仕事をただこなしてた芸人にとっては、仕事の選択が出来るようになるのはいいことですよね。
現場に行って「こんな仕事をするの?」なんて驚くことはなさそうです。
そして自分でスケジュール管理が出来るのも嬉しいです。
この日は休みたいな-とか、先を見通した予定が組めます。
デメリット
良いことがある反面、悪いこともあります。
- 実力が必要
- マネージメントの負担が増える
- 「専属」というのが気になる
まずは専属エージェント契約は、若手には難しい契約方法ですよね。
事務所がどこまでしてくれるのか分かりませんが、ある程度の知名度がないと仕事の依頼は来ませんよね。
事務所側もマネージメントしてる芸人が出演したほうが、会社に取り分が大きく入るので、知名度の低い若手に仕事を振る可能性は低いのではないでしょうか。
ベテラン芸人はともかく、まだ芸能界に慣れてない若手には難しい契約形態です。
またマネージメントがなくなる分、自由な分負担が増えます。
スケジュール管理や現場での立場など、収録に集中できなくなるのは辛いですよね。
「専属」エージェントということなので、吉本としかエージェント契約を結べないようになっていたら不利ですよね。
契約の形が気になるところです!
追記:ワイドナショーで東野さんと松本さんが、吉本興業が作ってる番組も多いので、専属エージェント契約にした途端レギュラー0になる可能性もあると語っていました。
確かにそうですよね。
マネージメント契約とエージェント契約しているタレントさんを、吉本やテレビ局が対等に扱うのかどうかは実力次第ということです!
専属エージェント契約の意味や仕組みのまとめ
今回は
- 専属エージェント契約とは?その意味や仕組みは?
- 専属エージェント契約メリッのト・デメリットも分かりやすく解説!
について紹介していきました。
今回の専属エージェント契約制で、嬉しいのはある程度売れた後ではないかと思いました。
これから加藤さんがどんな動きをしていくか、注目していきたいです。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。