こんにちは。
24時間テレビで亡くなった人と話す「風の電話」というものが取り上げられました。
「心霊スポットなの?」
と驚いてしまう人もいるかと思いますが、そういうものではないそうです。
今回は
- 岩手の風の電話場所は?本当なの?
- 現在の様子や住所は?絵本
について紹介していきます。
岩手の風の電話場所や住所は?本当なの?
あるのは東日本大震災の被害にあった岩手県大槌町です。
こちらが風の電話の画像をまとめたツイートです↓
東日本大震災で多数の犠牲者が出た、岩手県大槌町。
その町の小高い丘に「風の電話」と呼ばれる電話ボックスがある。
そこは、亡くなった人と会話し、想いを伝える場所。
震災で母を亡くした男性が「風の電話」を使う場面を羽鳥慎一が見守る。⏰この後あさ9時20分ごろ!#24時間テレビ42 pic.twitter.com/nQ4iIU0Q0e
— 24時間テレビ42 (@24hourTV) August 24, 2019
風の電話は岩手県の鯨山のふもとに設置されています。
三陸鉄道リアス線「波板海岸駅」から、徒歩で8分程度の場所です。
住所:〒028-1101 岩手県上閉伊郡大槌町浪板9-36-9
こちらが風の電話の場所です。
風の電話が出来た経緯
風の電話を作ったのは佐々木格(ささきいたる)さん(2019年74歳)です。
佐々木格さんは岩手県出身のガーデンデザイナーでした。
幼いことから慕っていた従兄を、がんで亡くしたことがきっかけでした。
「逝った人と遺された人がつながる場所をつくりたい」と考えたのです。
この電話ボックスが完成した矢先に、東日本大震災が発生しました。
大槌町でも大きな被害に見舞われました。
たまたま震災直前に完成した風の電話は、急速に知られたくさんの人が訪れました。
風の電話は本当に亡くなった人と話せるの?
こちらが風の電話ボックスの中の写真です。
中にあるのは
- 線のつながってない黒電話
- 1冊のノート
です。
線がつながってないので、もちろん天国には届きません。
風の電話というものは、心で話すものだそうです。
ただどこにもつながってないその電話に、亡くなった人への気持ちを話すことが出来ます。
そういうことをして遺された人が、少しでも救われるのでは無いかと思いました。
そしてノートには遺族のメッセージがつづられているのだと言います。
風の電話の現在の様子や前作の絵本はどんなの?
風の電話は元々、中古の電話ボックスだったことと、たくさんの人が訪れたことで老朽化していました。
2018年の8月に、地元の中高生がボランティアでこの電話ボックスを建て替えました。
新しくなった風の電話の中の様子です。
一つ変わったことは、書が飾られていることでしょうか。
あなたは誰と話しますか風の電話は心でします
風を聞いたなら想いを伝えてください
想いはきっと伝わるでしょう
これは佐々木さんの従兄が、病気と闘いながら書いたそうです。
この書が風の電話のこと全てを語ってくれてますね。
その3年前にも強風で飛ばされたことがあるそうです。
しかし震災で家族を失った大工が、駆けつけて修理してくれたと言います。
子どもたちの見学の場となったり、庭でコンサートが行われたりと地域の人達が、大切にしている癒やしの場となっています。
この風の電話が題材の絵本もあります。
動物が主役なので、子供でも読めますね。
絵本の画像ツイートです↓
風の電話は絵本になっていて、私も長女を亡くしたときに買って今も子どもたちにたまに読むと泣きそうになる。いつか行ってみたいな。#24時間テレビ pic.twitter.com/oKmUvttD3H
— らみ (@ramichama69) August 25, 2019
岩手の風の電話場所や住所・絵本のまとめ
今回は
- 岩手の風の電話場所は?本当なの?
- 風の電話の現在の様子や住所は?絵本
について紹介していきました。
調べてたことをまとめてみました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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