こんにちは。

モーニングショーで、口座維持手数料を大手銀行が導入する可能性が高いと放送され話題になっています。

預けているだけでお金がとられるのかと、利用者たちは心配しています。

今回は

  • 口座維持手数料とは?導入する銀行はどこ?
  • 口座維持手数料でどのくらいのお金がとられる?

について紹介していきます。



口座維持手数料とは?

口座維持手数料とは、預金者から預金の「保管料」を徴収するイメージとなっています。

国内銀行の場合、

  • データ管理
  • 通帳の印紙税

などで一つの口座あたり年間2~3000円のコストが掛かっているとされています。

収益が厳しい中で、この一部を預金者に負担してもらおうという制度になっています。

モーニングショーで取り上げられた口座維持手数料の写真です。

恐らくは休眠口座対策だと思われます!

日本は簡単に講座を作れてますし、過去には新規口座開設キャンペーンなどもしていたので本人も忘れている休眠口座も多いと言います。

これをきっかけにかなり解約者が現れることが予想されます!

それどころか預金を給料振り込まれる口座のみにして、他の貯金用の口座も解約なんてことになるかもしれません…。

それはそれでタンス預金が増えて心配ですね!

口座維持手数料を導入する銀行はどこ?

この口座維持手数料導入を検討しているのは大手の銀行なようです。

  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行

最初に「口座維持手数料」について言及したのは、元三菱東京UFJ銀行の副頭取の鈴木氏です。

海外ではすでに導入されている銀行もあるようなので、日本でも実験的に導入されそうですね。

銀行大手の幹部は大手が導入すれば、経営に苦しんでいる地方銀行も一斉に取り入れるだろうと予想されています。

銀行はマイナス金利に苦しんでいるので、利用者から徴収しないとやってられないということでしょう。

マイナス金利を説明した写真です。

こうなってくると気になるのは、「ゆうちょ銀行」が取り入れるかどうかです。

全国的に展開している銀行ですからね。

まだ発表はありませんが、地方や大手銀行が取り入れれば、遅れて導入の可能性もありそうです。

口座維持手数料でどのくらいのお金がとられる?

まだ日本に馴染みなく、反発の大きい手数料なので最初は「数百円」程度なのではと、予想されています。

最初は低価格で、どんどん上げていくのは消費税と同じような感じがしますが…。

それでも毎月徴収されれば、年間数千円にはなりますよね。

日本に導入されるのは一定以上の金額が入金されれば手数料は免除される、という形式にする可能性が高いです!

給料が入金されるような口座には、手数料が発生しないものの、貯金用の口座には手数料がかかりがちですね。

より一層タンス預金が増えることとなりそうです。

すでに導入している銀行

りそな銀行では「未利用口座管理手数料」というものがありました。

ただし2年以上の利用してない場合に、一度文書で案内されてからの徴収と丁寧な手順となっています。

りそな銀行の未使用口座管理手数料に関する説明です。

最後のお預入れまたは払戻し(該当普通預金のお利息の元本への組入れおよび未利用口座管理手数料の引落しは除きます。)から2年以上、一度もお預入れまたは払戻しが無い普通預金口座(総合口座を含みます。)を未利用口座としてお取扱いします。

未利用口座管理手数料は、お客さまの口座が未利用口座となった場合、事前に文書にてお届けのご住所にご案内をさせていただきます。
ご連絡を差し上げてから一定期間経過後もお取引きがない場合に、年間1,320円(消費税等込み)の手数料をご負担いただきます。
ただし次の場合は未利用口座管理手数料の対象外です。
(手数料のご負担はございません)
1.該当未利用口座の残高が1万円以上である場合。

情報元:りそな銀行

すでにSMBC信託銀行プレスティアでは、月額2,000円の口座維持手数料をとっています。

SMBC信託銀行プレスティアの口座維持手数料についての説明です。

口座維持手数料について

SMBC信託銀行プレスティアでは月額2,000円(税抜き)を口座維持手数料として毎月第2営業日にお支払いいただいております。ただし、以下のいずれかの条件を満たす場合、口座維持手数料は無料です。

前月※の月間平均総取引残高の外貨部分が20万円相当額以上
前月※の月間平均総取引残高が50万円相当額以上
前月※末時点でローン商品のお借入れがあること(プレスティア マルチマネークレジットは除く)
前月※最終営業日の当行所定の時点でプレスティア マルチマネークレジットのお借入があること
前月※25日(25日が土・日・祝休日の場合は前営業日)時点でSMBC信託銀行の提携クレジットカードの会員であること
外貨積立サービスの初回引落しがあった月の翌月以降、一定の積立がされていること
※新規口座開設月および開設翌月が前月にあたる場合は、上記条件にかかわらず無料です。

情報元:SMBC信託銀行

海外の銀行の口座維持手数料とは?

海外では馴染みのある口座維持手数料、どんな制度になっているか調べてみました!

【アメリカ】

US bank:毎月6.95ドル(約760円)徴収。

※合計1,000ドル(約10万9,000円)以上毎月入金されれば無料

【ヨーロッパ】

欧州の銀行は、口座維持手数料が月額400円だけど、引き出し手数料がどんな条件でも無料というツイートです。

【イギリス】

Santnader:月5ポンド(約700円)

※利息で総相殺能

【スペイン】

ほとんどの銀行で手数料がとられるものの、

  • 手数料で相殺
  • 給与が毎月振り込まれていれば無料

日本は海外のケースを見習う傾向になるので、似たような制度になりそうですね。

口座維持手数料とは?導入する銀行はどこ?どのくらいのお金がとられる?まとめ

今回は

  • 口座維持手数料とは?導入する銀行はどこ?
  • 口座維持手数料でどのくらいのお金がとられる?

について紹介していきました。

調べたことをまとめてみると

  • 口座維持手数料とは保管料名目の徴収となりそう
  • 導入は大手から、地方銀行へと波及しそう
  • 月額数百円程度と予想

最初は導入に驚きましたが、知ってみると、仕方ないのかなと言う気もしてきました…。

またもや新しい制度が導入され、格差社会なのではと批判が集まっています。

大手銀行からの正式発表に注目していきましょう!

最後まで読んでいただいてありがとうございました。



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